スギ花粉のピークは過ぎようとしていますが、花粉の飛散はもうしばらく続きそうです。そして、今度はヒノキ花粉の飛散がはじまります。
花粉症の方にとってはまだまだつらい日が続きそうです。
今日は花粉症にいいツボをご紹介します。
花粉症のしくみ
花粉症は、体が花粉を害のある異物だと判断して、免疫反応の一種であるアレルギー反応を起こしている状態です。
体に侵入してくる異物を抗原といいます。抗原のなかで、アレルギー症状を起こす物質をアレルゲンと呼びます。
花粉が鼻や目から体に入ると、その刺激でIgE抗体という物質がつくられ、マスト細胞(肥満細胞)と結びつきます。この状態となった時、体は花粉は体内から追い出すべき異物と記憶します。
再び花粉が口や鼻などから体に侵入し、粘膜に付着すると、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物資が放出されます。この反応のため、くしゃみや鼻みず、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。
花粉症によいツボは、すでに出現している症状を抑えるものと、免疫のバランスを整えるものがあります。
顔にある花粉症のツボ
印堂(眉間の真ん中)
鼻水や鼻づまりに効果的
上星(生え際から親指の幅くらい後ろの押すと痛いところ)
鼻が通るツボ。鼻水・鼻づまりに
太陽(こめかみ)
目の充血やかゆみに
攅竹(眉頭のところ)
目がショボショボするときに
晴明(目頭と鼻の間)
目の症状の緩和、鼻づまりに
鼻通(鼻の真ん中の両脇)
鼻づまりに
迎香(小鼻のところ)
鼻水、鼻づまりに
承泣(瞳孔真下の眼窩の骨のきわ)
目のかゆみに
合谷
頭や顔面におこる諸症状の特効のツボ。顔のツボを押しにくい時にもおすすめ。
足三里
鼻粘膜のトラブルやかゆみなど過敏な免疫反応にいいツボ。
花粉症の時にかっさするとよい経絡
花粉症の時にかっさするといい経絡は、免疫バランスと関係が深い肝経です。春の養生の面でも、肝は重要です。
また、呼吸器と関係が深く、免疫力にも関係する肺経もおすすめです。
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かっさの効果と施術映像
顔、頭、背中・肩、脚、お腹、腕・手のかっさをしている映像(59秒)
どの経絡のつまり(気結)を通し、どの経穴(ツボ)を刺激するかを学ぶことで、ただ「適当になでるだけ」「何となく軽くこするだけ」とは効果が全然違います。
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