産後の乳の張り、「かっさ」にゆるめる効果があると台湾のニュースで報道されています。
「腫れて硬くなる。身体が熱をもつ。両乳房が鉛玉のようになる」など、多くの女性が産後の乳房の張りに困っています。
ある研究により、乳房付近の4つのツボを軽くかっさすることで、乳房の張りによる痛みを軽減でき、痛み指数を8から4までさげられることが分かりました。
一方、昔から行われている温湿布+マッサージでは痛み指数は8から7までにしか下げられませんでした。
台湾護理学会(Taiwan Nurses Association 台湾看護学会)が本日「護理研究(期刊)榮登國際學術殿堂」の記者会見を開き、当学会が発行する看護研究雑誌「JNR」が中華圏ではじめてSCI(Science Citation Index ISIが提供する科学引用文献検索)に収録された看護専門期刊誌となったことを祝いました。
最新のJNRに掲載された研究論文の中で、最も注目を集めているのが国立台北護理健康大学看護助産研究所の高美玲教授が発表した「かっさが乳房の張りに効果あり:無作為臨床試験」という論文です。かっさが産婦にとって実質上の助けとなることを実証しました。
高美玲は、乳房の張りは多くの産後の女性にとって普遍的な悩みであり、小さな問題のようでも、産後の女性に生理的、心理的に二重の悩みとなっていると指摘しました。
出産後の乳房の張りによって激痛や全身の発熱が引き起こされ、乳房が石のように硬くなる人もいます。
乳房の張りを軽減させる方法には限りがあり、しかも効果は薄いのが現状でした。
研究員が、中医かっさの方法で張りと痛みを和らげられるかどうか試しました。
54名の授乳中で乳房の腫れ張りが見られる女性を実験組と対照組の二組に分け、実験組はかっさ療法を受けました。
かっさの方法は膺窓、膻中、乳根、食竇の4つのツボをそれぞれ軽く7回こするのを2セット行い、対照組は産科の標準の方法に従い、20分の温湿布とマッサージを行いました。
結果は、痛みを和らげる面ではかっさ組に明らかな改善が見られ、痛み指数が8から4まで下がったところ、熱湿布マッサージ組は8から7までしか下がりませんでした。
もともと乳汁が出ていなかった産婦に、ツボかっさを10分したところ、乳汁が滴りはじめたという結果も出ました。
高美玲は、この4つのツボを軽くこすることでオキシトシンの分泌が増加し、乳房を刺激して噴乳反応がおこったと言います。
産婦がツボを見つけやすいように、研究員はツボが表記された特殊なタンクトップを作成しました。産婦はこれを着用して、自ら牛角製のかっさ板で軽くツボをこすり、乳房の張りがもたらす様々な不便
を減らすことが出来ます。
產後脹奶 刮痧可舒緩
http://udn.com/NEWS/HEALTH/HEA2/7495836.shtml
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