長時間のパソコン作業で、マウスを使う方の手首が痛くなることがよくあります。
オフィスではリストレストやアームレストで手首を痛めないようにしていたのが、コロナ禍でテレワークが増え、自宅の食卓で仕事をするなど、高さが合わない机で長時間パソコン作業をしたり、リストレストが自宅のパソコンデスクになかったりして、手首を痛める方が増えているそうです。
また、スマートホンの大型化に伴い、スマートホンを持つ方の手首も痛めやすくなっています。
今日は手首が痛い時、また手首痛を予防するのにいいツボをご紹介します。
陽渓（ようけい）穴
陽渓（ようけい）は、写真のように親指を立てた時に、手首のところに出来るくぼみの真ん中にあります。
本格的に痛めて炎症を起こす前に、陽渓のツボを押したりかっさして、手首をケアしてください。腕や手の痛みの他、頭痛・歯痛、のどの不調、耳鳴りの時にもおすすめのツボです。
手三里（てさんり）穴
手三里（てさんり）はひじを軽く曲げた時にできる横シワから手首に向かって指三本いったところにあります。腕のだるさや痛みだけでなく、消化不良などの胃腸の不調、体のだるさややる気の低下などにもおすすめのツボです。
曲池（きょくち）穴
曲池（きょくち）はひじを軽く曲げた時にできる横シワの外端の先にある骨の少し内側にあります。押すと痛いのですぐに分かると思います。肩やひじの痛み、目の疲れ・充血・かゆみ、のどが痛い時などにおすすめのツボです。
陽池（ようち）穴
陽池（ようち）は手の甲の小指と薬指の骨の間を手首に向かってなでて、指が止まるくぼみにあります。自律神経を整えるツボで、腕や手首の冷えや痛み、体のだるさ、のぼせなどにおすすめです。手先や足先などの末梢血管の血行が悪い時は陽池を押してみてください。
外関（がいかん）穴
外関（がいかん）は手の甲側の手首関節から肘に向かって指三本分のところにあります。手首の痛みだけでなく、指先の冷えや肩こりにもいいツボです。自律神経を整えるツボでもあり、乗り物酔いのときにもおすすめです。
内関（ないかん）穴
内関（ないかん）は外関のちょうど真裏にあります。手のひら側の手首のシワから肘に向かって指3本分くらいのところにあります。手の内側の腱の間にあります。手首の痛みの他、胃の不調（胃痛・胸やけ・吐き気など）にもいいツボです。イライラする時にもおすすめのツボです。
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