今日は血虚の方が押すといいツボをご紹介します。
「血虚」は血が足りない状態と説明されることが多いので、血虚=貧血と思われることも多いのですが、中医(東洋医学)の「血虚」と「貧血」は同じものではありません。
貧血:ヘモグロビン(血色素)量が低下(減少)した状態
血虚:東洋医学の概念で、血が不足して循環が悪い状態
と、同じものではないのですが、血虚は貧血を引き起こす大きな原因となります。
血虚のよくある特徴としては、顔にツヤがない、唇の色が薄い、めまい、目がかすむ、動悸、不眠、手足のしびれなどがあります。
中医では血の生成と調節は、心、肝、脾、腎などの臓腑と密接な関係があり、臓腑の機能が十分に発揮されれば、気は旺盛になり、血も足りるようになるので、血虚を解決するのに最も重要なのはやはり臓腑を整えることだと考えられています。
血虚にいいツボ5つ
ツボの押し方:3秒押して放す動作を21回繰り返します。
血海
膝の内側にあるツボで、血の働きが悪くなった時に押すといいツボ。
足三里
膝の下にあるツボで、胃を丈夫にしたり、頭痛や倦怠感などにいいツボ。
小海
肘にあるツボ。肩や腕のコリ、痛み、しびれの他、めまいや頭痛にもいいツボ。
腎兪
腰にあるツボで、体のだるさ、めまい、耳鳴りにもいいツボ。
関元
へその下にあるツボで、丹田という名前で呼ばれることも多いツボです。疲労回復や情緒の安定にいいツボ。
髪や爪が乾燥したり、顔にツヤがない、唇の色が薄い、めまい、目がかすむ、動悸、不眠、手足のしびれなど、血虚の特徴が見られる場合にはこの5つのツボを押してみてくださいね。
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