台湾のニュースで夏のお腹の不調をかっさが和らげるという記事がありました。
夏のお腹下しに。 かっさで胃腸の不調を和らげる
多くの人が夏の暑さに耐えかねて、冷房がきいた部屋と外を頻繁に出入りしたり、冷たい食べ物を食べたりしがちです。
それが原因で脾胃機能が失調し、胃腸の不調や風邪などを引き起こしてしまうことがあります。
中医によると、重度の細菌感染による胃腸の不調以外は、ほとんどの場合でかっさで不調を和らげることが出来るそうです。
夏は湿度が高く暑いので、多くの人がもともと気血の循環が悪くなっています。それに加え、暑邪が身体に入って来るので、熱中症をおこしやすく、発熱、風邪、暑気あたり、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐などの症状がおこりやすいです。
冷房がきいている部屋に出入りしたり、冷たい物を多く食べたり飲んだりすること、または身体の外から邪気が侵入してくることが原因で、胃腸のトラブルを引き起こしやすくなります。
夏場は食べ物の細菌汚染が起こりやすく、また食べものが腐りやすい時期です。そのため、夏は物を食べた後にお腹を壊す人も少なくありません。
黃慧娟中医は、上のような胃腸の不調は、体質を整えて脾胃機能を改善するほかに、特定の部位に小さい範囲でかっさをすると、不調を和らげることが出来ると言います。
かっさをする時は、経絡の方向とツボの位置に合わせて、広い範囲でかっさしないようにします。潤滑剤となるものを使って皮膚を刺激したり傷つけないようにし、かっさするときは、骨と大きな血管のあるところは避けるようにします。力加減はほどよく、皮膚に少し赤みがにじむくらいにします。必ずしも赤紫色のシャ(かっさ痕)を出す必要はありません。
そして、特に気を付けなければいけないのは、かっさの後に不調が和らがない場合は、細菌感染かその他の内科疾患が引き起こしている下痢、出血の可能性があるということです。
その場合は、早く病院で詳しい検査をするべきです。
かっさするツボ
首
- 風池穴
- 風府穴
- 風門穴
背中
- 脾俞穴
- 胃俞穴
- 大腸俞穴
もし、合わせて咳の症状もあるようだったら、更に肺兪穴、膻中穴、定喘穴をかっさするとよいです。
夏季吃壞肚子 刮痧緩解腸胃不適
http://www.top1health.com/Article/248/14019
2024年11/29(金)、11/30(土)に本場の講師から本格的なかっさを1日で学べるかっさ・経絡講座を開催いたします。
本格的なかっさを本場の講師から学べるかっさ・経絡講座の実習の様子を動画でご覧いただけます。
本格的なかっさを1日で学べる「かっさ・経絡講座」の詳細はこちら
かっさで自宅サロンや個人サロンを開業した方や、かっさをサロンメニューに導入して「リピート率が上がった」「客単価が上がった」というエステサロンや美容室、整体院、鍼灸院など各種サロン経営者の方が多数いらっしゃる本格的なかっさスクールです。
かっさ・経絡講座のスクールの様子を動画でご覧いただけます。頭・顔のかっさ実習中や背中・胸・お腹・手足のかっさのお手本中の映像です。
かっさの効果と施術映像
顔、頭、背中・肩、脚、お腹、腕・手のかっさをしている映像(59秒)
どの経絡のつまり(気結)を通し、どの経穴(ツボ)を刺激するかを学ぶことで、ただ「適当になでるだけ」「何となく軽くこするだけ」とは効果が全然違います。
本格的なかっさを1日で学べる「かっさ・経絡講座」の詳細はこちら
コメントを残す